墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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『循経考穴編』の凌氏鍼書

『循経考穴編』は作者不詳ではあるが、黄龍祥先生は巻末の「背部図八髎穴弁」と「膺腹部穴図弁」の作者が厳振であることから、編纂者を厳振とし、清・康煕年間の編纂ではないかと考えている。


 本書にはすでに失われた佚分を豊富に引用しており、明堂訣式・鍼灸集書・凌氏針書・竇氏針書に加え最後に記載されている内景図は欧希範五臓図であり、文献として価値が高いと言われているのも頷ける。


 中でも中国の鍼灸の大家である竇漢卿から大きな影響を受けていると言われている凌雲は、明・清の医書には引用がほとんどなく、現在流布している鍼灸書はほとんどが後人の偽作らしい。真贋がはっきりしているものは、『循経考穴編』の厳振が引用した『経神集』(おそらく凌雲の鍼書)と『経絡考略』の子午流注に関する引用くらいであるらしい。

『循経考穴編』の全文テキストは中倉先生がupされているので、こちらから

新HPのブログはコメントが書けないので、業界ネタは気が向いたときにこちらで更新するつもりですので、お付き合いいただければ幸甚です。

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